利根大堰

  • 位置
利根大堰は利根川中流部に位置します。利根川河口から154q。
  • 施設
農業用水、都市用水、浄化用水の取水を行う可動堰。その他に取水口、沈砂地、分水工などの施設があります。
  • 概要
首都圏の水需要の急激な増大に伴い、水資源開発公団(現・独立行政法人水資源機構)が、「利根川・荒川水資源開発基本計画」に従い利根川から水道用水を取水するために、見沼代用水元圦がある地点に建設した堰で、1968年(昭和43年)4月に完成しました。
  • 目的
  1. 利根川上流のダム群により開発した都市用水を武蔵水路、荒川を経由して東京都・埼玉県へ導水する。
  2. 利根川中流部に展開する29,000ヘクタールの水田に安定的にかんがい用水を供給する。
  3. 緊急かつ暫定的に利根川の余剰水を取水して隅田川の河川浄化を行う。